新着記事

2017.02.02

ブログを引っ越ししました。

ブログを引っ越ししましたので、ご連絡いたします。

こちらです⇒美しい言葉

よろしくお願いいたします。
01:22 | 東京 ☀ | 外国映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007.08.06

「赤い天使」

製作年度 1966年
製作国・地域 日本
上映時間 95分
監督 増村保造

【送料無料選択可!】赤い天使 / 邦画

(あらすじ一部)
昭和十四年、西さくらは従軍看護婦として天津の陸軍病院に赴任した。その数日後、消灯の後の巡回中、彼女は数人の患者に犯されてしまった……

増村保造という監督について、数年前まで全く知らなかった。
NHKの教育放送で、彼の特集が組まれ、それを偶然見て知ったのだ。
この出逢いはありがたかった。
それから、数ヶ月、増村監督の映画を片っ端から見あさった。
この「赤い天使」は、彼のベスト3にはいる傑作だと思う。

戦争下という極限状況だが、監督の描く人間はしぶとく生命力にあふれている。
西さくらというヒロインもそうだ。
上官である軍医を愛し、彼のインポテンツを己の肉体の力で癒してしまう。
むせ返るようなエロチシズム、だがそれは少しも下品ではなく、神々しささえ感じてします。

シナリオ、特に会話が素晴らしい。
芦田伸介と若尾文子という古い名優が、渋くて深みのある演技を見せてくれる。

20〜30代の人に、特に見てもらいたい映画だ。
ハリウッド映画もいいが、たまには日本の古い名作を見るのもいい。
増村監督の作品については、これから積極的に書いてゆきたい。



よろしかったら、ポチッと一つ!人気blogランキングへ
16:12 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(3) | 増村保造監督作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007.08.02

黒澤明の「白痴」について

製作年 : 1951年
製作国 : 日本
配給 : 松竹



ドストエフスキーの原作を、久板栄二郎と黒澤明の共同脚本で、「羅生門」につぐ黒澤明の監督作品、松竹と映画芸術教会の提携作品として企画は本木莊二郎。主演者は、「善魔」の森雅之、「悲歌」の三船敏郎、「野性」の原節子、それに志村喬、東山千栄子、久我美子、村瀬幸子、千石規子、柳永二郎などが助演(gooのデータより)。

また、こういう暗くて古い作品を取り上げると、アクセス数が下がるだろうなあと思いつつ、今日も何か語らないとねえ、というわけで…。

黒澤明の「白痴」を観た。これで3回目だと思う。
失敗作、偉大なる駄作だとか思った記憶があるが、今回観て、これはもう凄い世界を描いたものだなあと素直に感じた。
ずいぶん配給会社からカットされたという話だが、オリジナル全長版を見てみたいものだ。
4時間でも5時間でも、ぜひ見たい。
ドストエフスキーの原作を今読んでいるが、この異様な長さを思えば、5時間の映画など短いと感じるだろう。
ドスト氏は、長く書くという病に侵されていたのではないかと思ってしまうほど、彼の小説は怖ろしく長い。
登場人物を減らし、会話を切り詰め、本筋とは関係のない挿話はカットし……という具合に短くする工夫をすれば少なくとも半分まではページを減らせるだろう。
それに比べ、黒澤の「白痴」は、言葉足らずで終わっている感がある。ラストのほうが呆気ないくらいだ。
原作ではムイシュキンが26歳、ロゴージンは27歳ということになっているが、映画ではかなり年かさになっている。だが、男優二人は熱演していて素晴らしい。
いかんせん、ナスターシャとアグラーヤ役は、原節子と久我美子では無理があった気がする。
かといって、この意欲作をこき下ろす気は毛頭ない。
日本で、これほど骨太な大作に挑んだ監督がいたというだけで感動的だ。
全体のバランスとかテンポなど、難を言えばかなり出てくるだろうが、それらを超越した力が、この作品には確かにある。

よろしかったら、ポチッと一つ!人気blogランキングへ
09:32 | 東京 🌁 | Comment(1) | TrackBack(0) | 黒澤明監督作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005.10.16

ジョン・ウェイン主演「赤い河」

1948年アメリカ映画。127mins.
監督:ハワード・ホークス。出演:ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフト、コリン・グレイほか。

赤い河

西部劇の最高峰とパッケージには書かれていた。
そんなはずはないが、充分に楽しめた。
ジョン・ウェイン主演の映画の図式は余りにも鮮明。
男はあくまで強く逞しく、女はかぎりなく可憐で美しい。
健康的すぎるといえばそれまでだが、時々こういう映画も見るのはいい。
現代や自分自身がどれだけ病んでいるかがよくわかる。
モノクロ映画だが、ハイテク化された映像にはない、人肌の温もりが伝わってくる。
アクションシーンが物足りないのは、どうしたことか。
こういった映画の最大の見せ場のはずだが。
母親の形見だというブレスレットが、小道具として効いている。
「駅馬車」・「シェーン」と言った傑作と比較はできないが、そのスケールの大きな大地は、確かに人間の果てしないロマンを感じさせてくれる。
月並みなことしか書けないが、それでいいのだろう。
廃盤になっていることだし、忘れずにダビングして置こう。

●ポチッと一つ、応援クリックをお願いします。

23:56 | 東京 ☁ | Comment(3) | TrackBack(0) | 外国映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005.08.15

「エアフォースワン」

1997年アメリカ映画。
監督:ウォルフガング・ペーターゼン。出演:ハリソンフォードほか。

巧みな語り口の小説は、優秀なエンジンを搭載した船のようなものだが、映画もここまでくると、もう巨大なハイテクマシーンに乗せられている気分になってしまう。
脚本はヒット作を生み出すための方程式に限りなく忠実でなければならない。
個人の力ではどうにもならない暴力的な集団の力、つまり多くの人間が団結して確信犯として視聴者を騙す割り切った行為のみが成し得る力が生み出した、メカニックのお化けみたいな映画なのだ。
逆に言えば、出来すぎの感はいなめない。完璧であるために、嘘っぽくなってしまうことは仕方がない。
最大公約数の効果をねらう、ハリウッドのノウハウを最大限に活用すると、こういう作品が出来上がるという典型的なモデルケースだと言えるだろう。

作品の柱になっているアメリカ万歳的な感覚に寒気を覚えたのは、実際にあのテロが起きてしまったからだろうか。

●「エアフォースワン」の情報をアマゾンで探す。
●ハリソン・フォードの情報をアマゾンで探す。
★DVD人気ランキングは、こちら。

★本の人気ランキングは、こちら。

●いい映画の情報はランキングで探す。
06:04 | 東京 🌁 | Comment(2) | TrackBack(0) | 外国映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする